「辞めたいけど上司に言い出せない」「退職を申し出たら引き止められて話が進まない」——こうした悩みを抱えて退職代行サービスを検討している方が急増しています。中でも退職代行ガーディアンは、労働組合が直接運営するサービスとして高い信頼を集めています。実際に利用した方の声を調べると、LINEだけで手続きが完結するスピード感や有給消化交渉への対応力が繰り返し挙げられています。
この記事で扱う内容は次のとおりです。
- ガーディアンの料金体系と追加費用の有無
- 労働組合運営ならではの法的な強みと限界
- 利用者の口コミ・評判から見える実態
- 申し込みから即日退職までの具体的ステップ
- モームリ・SARABA・弁護士型との業界別比較
退職代行ガーディアンの運営元と法的根拠
退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会の認証を受けた法適合組合「東京労働経済組合」が運営しています。2017年のサービス開始以来、累計の退職成功率は100%と公式サイトで公表されており、退職に至らなかったケースはゼロとされています。
一般的な退職代行業者(民間企業型)は、依頼者の「退職の意思」を会社に伝える「使者」としての役割にとどまり、交渉権を持ちません。一方、労働組合には日本国憲法第28条で保障された団体交渉権があり、有給消化の調整や退職日の交渉を法的根拠のもとで行えます。
弁護士運営サービスとの違い
弁護士が運営する退職代行(費用相場5万〜10万円)は、損害賠償請求への対応や未払い残業代の回収まで代理できます。ガーディアンは労働組合のため、金銭が絡む法律問題(未払い賃金の請求訴訟など)には対応できません。ただし「退職日の調整」「有給消化の交渉」「離職票の発行依頼」は組合の権限内で対応可能です。
会社との金銭トラブルがなく「とにかく辞めたい」という状況であれば、弁護士費用の半額以下で済むガーディアンはコストパフォーマンスに優れた選択肢となっています。
料金体系と業界内ポジションを徹底比較

ガーディアンの料金は一律24,800円(税込)となっています。2024年8月まで19,800円でしたが、サービス拡充に伴い改定されました。「追加料金ゼロ」を明言しており、連絡回数・対応時間帯・退職の難易度に関わらず定額です。
退職代行5社の料金・対応範囲を一覧比較
| サービス名 | 料金(税込) | 運営形態 | 交渉権 | 金銭請求対応 |
|---|---|---|---|---|
| 退職代行ガーディアン | 24,800円 | 労働組合 | あり | 不可 |
| 退職代行モームリ | 22,000円 | 民間+労組提携 | あり | 不可 |
| 退職代行SARABA | 24,000円 | 労働組合 | あり | 不可 |
| 弁護士法人みやび | 55,000円 | 弁護士法人 | あり | 可能 |
| 退職代行Jobs | 27,000円 | 民間+労組提携 | あり | 不可 |
労働組合運営のサービス同士で比較すると、ガーディアンの24,800円は標準的な水準にあります。モームリが2,800円安い一方、ガーディアンは単独の組合運営、モームリは民間企業と組合の提携型という構造上の違いがあります。
支払い方法と即日対応の条件
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 基本料金 | 24,800円(税込・追加費用なし) |
| 支払い方法 | クレジットカード・銀行振込 |
| 返金保証 | 退職不成立時は全額返金 |
| 即日対応の条件 | クレカ払いなら即時反映。振込は明細画像をLINE送付で短縮可能 |
利用者の口コミ・評判を職種別に分析

実際にガーディアンを利用した方の体験談を複数の口コミサイトとSNS投稿から調査し、職種・業界別に整理しました。
高評価の傾向
- 事務職・IT業界の20代: LINEだけで手続きが完結する手軽さが支持されています。実際に利用した方の投稿では「朝9時に依頼して昼12時には会社への連絡が完了した」というスピード感への評価が目立ちます
- 飲食・サービス業の30代: シフト制の職場では退職を切り出すタイミングが難しく、第三者に代行してもらえた安堵感を語る声が多数みられます
- 営業職の20代〜30代: 「有給を残り15日分すべて消化してから退職できた」「追加料金は一切発生しなかった」という報告が繰り返し確認できます
注意すべきポイント
- 対応がやや事務的: 手続きの正確さには定評がありますが、感情面の寄り添いを期待する方には物足りなさを感じることがあるようです
- 深夜帯の返信遅延: LINEでの相談は24時間受け付けていますが、深夜帯は返信まで数時間かかったという報告が散見されます
- 退職後のキャリア支援は範囲外: 退職完了後も転職サポートは別途エージェントを探す必要があります。リクルートエージェントやdodaへの登録を並行しておくのがおすすめです
申し込みから退職完了までの5ステップ

ガーディアンの利用手順は非常にシンプルです。最短当日中に退職の意思表示が完了します。
- LINEまたは公式サイトから無料相談: 現在の状況(雇用形態・退職希望日・会社への不安)を伝えます。この段階で料金は発生しません
- 正式申し込み・料金支払い: 24,800円を支払います。クレジットカードなら即時反映です
- 退職届・委任状の作成: テンプレートが用意されているため、必要事項を記入して返送するだけです
- 会社への退職連絡: ガーディアンが依頼者に代わって会社に連絡。以後、依頼者と会社が直接やりとりする必要はありません
- 退職完了・離職票等の受領: 離職票・源泉徴収票は郵送で届きます。届かない場合はガーディアンが催促対応してくれます
「即日退職」の正確な意味には注意が必要です。法律上、正社員の退職には2週間の予告期間が求められています(民法627条1項)。ガーディアンの「即日対応」は、当日中に退職の意思を会社へ伝えるという意味となっています。有給残日数があれば翌日から出社不要になるため、実質的に「即日から出社しなくてよくなる」と理解するのが正確です。
ガーディアンが向いている人・別サービスを検討すべき人
ガーディアンが適しているケース
- 上司に退職を切り出せない心理的プレッシャーがある方
- 有給消化や退職日の調整を会社と交渉してほしい方
- 弁護士費用(5万〜10万円)を払うほどの法的トラブルは抱えていない方
- 電話よりLINEベースのやりとりを希望する方
別サービスを検討したほうがよいケース
- 未払い残業代の回収が必要 → 弁護士法人みやび等の弁護士型サービスが適しています
- 退職後の転職支援も一括で受けたい → 転職エージェント連携型の退職代行をご検討ください
- 料金を1円でも抑えたい → モームリ(22,000円)やSARABA(24,000円)が候補になります
よくある質問
退職に失敗することはありますか?
公式発表では成功率100%です。万が一退職に至らなかった場合は全額返金保証があります。
パート・アルバイト・契約社員でも利用できますか?
雇用形態を問わず利用可能です。料金は一律24,800円で変わりません。
会社から損害賠償を請求されるリスクはありますか?
退職は労働者の権利(民法627条)です。正当な手続きで退職する限り、損害賠償を請求されるリスクは極めて低いとされています。不安な場合は弁護士型サービスをおすすめします。
退職届は自分で書かなければなりませんか?
テンプレートが用意されるため、指示に従って記入するだけで完了します。郵送での提出代行にも対応しています。
親や家族にバレることはありますか?
ガーディアンから依頼者以外への連絡は行いません。ただし会社が緊急連絡先の家族に連絡するケースはゼロとは言い切れないため、「本人以外への連絡を控えてほしい」と事前に伝えてもらうのが安心です。
依頼後どのくらいで退職できますか?
最短で依頼当日に会社への連絡が完了します。退職日は有給消化期間を含め2週間後の設定が一般的ですが、有給残日数が多ければ翌日から実質出社不要となります。
公務員でも利用できますか?
公務員は国家公務員法・地方公務員法が適用されるため手続きが異なります。ガーディアンへ直接ご確認ください。
退職後の転職活動はどう進めればよいですか?
ガーディアンは退職特化のサービスです。転職活動はリクルートエージェントやdoda等の転職エージェントへ別途登録して進めてください。退職手続きと並行して相談を始めておくと、ブランク期間を最小限に抑えられます。
退職の一歩を踏み出すために
退職を決意しても「いつ、どうやって伝えるか」で悩む期間が長引くほど、心身への負担は蓄積されていきます。ガーディアンのLINE無料相談は24時間受け付けており、まず状況を伝えるだけなら費用はかかりません。
料金24,800円は毎月の給与から見れば大きな出費ではないかもしれませんが、退職後の生活費(失業保険の受給開始は自己都合退職で2か月後)や転職活動の期間も計算に入れておいてください。退職はゴールではなく、次のキャリアに向かう通過点です。

